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更新日 2015/10/08

ラベル貼りの葛藤

子供のころから、「この人は~~だ」というレッテルが嫌いだった。

「枠にはまった生き方はゴメンだよ」なんて一見格好良さそうな理由などない。

ただ、苦手なだけだ、レッテルを貼るのも貼られるのも。

 

経営コンサルタントさんとの面談で、「京美さん、オンリーワンのビジネスを考えましょう」と言われ「コレだ」というものに出会うまで、数か月かかった。

私ができることは、僅かなことだ。

 

1 20年近いラジオリポーターという「声」を仕事にした経験

2 アロマセラピストという資格

3 カキラというエクササイズを指導する技術

 

ひとつひとつは、オンリーワンではないけれど、この3つを合わせて作ったのが「ボイスアロマ®」である

ボイスアロマ®については、HPにあるので、ここでの詳細は省くけれど、私はボイスアロマ®と共に上記の1.2.3を単体で、或はいろんな組み合わせで仕事をしている。私にとってはシンプルなことだ。

けれど、よく「京美さんの仕事を一言でいうと、何ですか?」と聞かれる。

答えようがない。

「ボイスアロマセラピストです」と答えたくても、ボイスアロマ自体、私が考えたことなので、やはりボイスアロマについて説明しなければならない。 

サロンをオープンして以来、私はこのことを悩んでいる。

オンリーワンにするとカテゴライズしようがない。それができるなら、もはやオンリーワンではないのだ。

新しさを求めるけれど、それを無理やり既存の枠に入れて考えようとする矛盾。

 

私は、90年代初頭から、アジアのエンターテイメントが大好きだった。ヨン様ブームのずいぶん前だ。

当時「この映画いいよ~」「この歌手うまいよ~」と言っても「どうせアジアでしょ?」とバカにされた挙句「で、この人、日本人で言ったら誰?」と必ず聞かれ、閉口したものだ。

 

人間は未知のものと出会う時、自分の知っている枠に入れないと不安なのだ。

生まれて初めて食べる物も、過去に似たものを食べたことがあると、安心して飲み込むことができる。

 

私の商売も、たくさんの人に理解してもらえるよう、安心して利用してもらえるよう、何かしらのラベルを貼らなければいけないのだろう。人は皆、忙しい。長々と聞いてはいられないのだ。 短い言葉でわかりやすく…。

 

「あなたは何者ですか?」という問いかけに「私は人生をよりよく生きるために努力している者です」とか「私は家族を大切にする者です」なんていう答えでわかりあえる世の中になったらステキだと思うのだが…。

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